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1.BMPファイルフォーマットの概要

こんにちは、カルチスタッフです。

2023年1回目のスタッフブログ更新です。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

今回は、Windowsで標準的に使われる画像ファイルである、ビットマップファイルのフォーマットについて説明したいと思います。

 

ビットマップファイルとは、拡張子が「.bmp」である画像ファイルです。「フォト」「ペイント」等のアプリで開くことができます。

 

画像ファイルなので、一般的にはイラストや写真などのイメージを格納する用途で使用することが多いと思いますが、フォントの納品形式として、1文字1ファイルのBMPファイルを使用する場合もあります。

 

フォントの形式として、BMPファイルを使用する場合には次のようなメリットとデメリットがあります。

 

●メリット:字形の確認が容易

windowsOSに標準でインストールされているアプリで開くことができるため、windows環境さえあればどのPCでも字形を簡単に確認することが可能です。

 

●デメリット:ファイルの管理が大変

BMPファイルは、汎用性があるフォーマットで、ビットイメージの他に様々な情報を持ちます。そのためフォントファイルとしては1文字のファイルサイズは大きくなってしまう点がデメリットであると言えます。

 

また、1文字1ファイルで扱う場合、文字セットによってはファイル数が膨大になってしまいます。使用する文字セットがASCIIのみであれば、95ファイルですが、日本語文字セットを使用する場合は約7000ファイルを管理することになるため、フォルダ移動に時間がかかるなどの煩わしさが生じます。

 

以上のことから、機器に組み込む際に、直接このフォーマットを使用することは現実的ではないと考えます。しかし、デザインの確認のため、また、限定された文字のみ必要であるというような場合には、便利なフォーマットと言えます。

 

ビットマップフォントのフォーマットについてご質問・ご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

カルチスタッフ

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