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外字整理プロジェクトで実際に起きる課題と解決方法

こんにちは、カルチスタッフです。

今回は、システム統合、リプレース、リニューアルなどで、外字を整理する場合の留意点についてお話をしていきたいと思います。

 

外字整理プロジェクトでは、作業を始めてから初めて見えてくる課題が多くあります。外字数が想定より多い、同じ文字が複数登録されている、元の字形が不鮮明、業務部門によって判断基準が違うなど、単純な変換作業では済まないケースが少なくありません。

 

 

よくあるのが、同じ字形に見える外字が複数登録されているケースです。部署やシステムごとに外字を作成してきた結果、実質的には同じ文字が別コードで管理されていることがあります。この場合、移行先では一つに統合できるか、業務上区別する必要があるかを確認します。

 

点の有無、線の長さ、はね、しんにょうの形など、細かな差で判断が分かれる文字もあります。見た目が少し違うだけでも、氏名としては重要な場合があります。こうした文字は、標準文字との対応候補を複数提示し、判断根拠を残すことが重要です。

 

古い外字フォントや画像から文字を確認する場合、解像度が低く、どの字形なのか判断しにくいことがあります。帳票見本や過去の登録資料、業務担当者の知見を組み合わせて確認する必要があります。

 

外字整理は、棚卸し、分類、同定、レビュー、変換表作成、テスト出力の順で進めると整理しやすくなります。最初から完全な自動化を目指すより、機械的に候補を絞り、人が判断すべき文字を明確にする方が現実的です。

 

外字整理は地道な作業ですが、システム移行の品質を左右する重要な工程です。早期に対象文字を把握し、判断基準と成果物を明確にしておくことで、移行後の問い合わせや文字化け、帳票差し戻しを防ぎやすくなります。

外字を整理して新しくフォントを作りたい場合や、外字の整理段階での文字同定に関することなどについて、お困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。

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