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滑らかなビットマップフォント

こんにちは、カルチスタッフです。

滑らかなビットマップフォントって…
ドットの数が多ければ多いほど滑らかに見えるってこと?20160606blog01その通りです。
解像度が高く、使えるドット数が多ければ、表現できる形も多くなり滑らかな文字を表現することができます。
しかし、今回ご紹介するのは、低ドットでも滑らかに見せる工夫がされた階調フォントです。

20160606blog02階調フォントはアンチエイリアスフォント、グレースケールフォントとも呼ばれ、アンチエイリアシングを施したフォントのことです。
ビットマップフォントが白・黒の2値で表現するのに対して、階調フォントはそれにグレー(中間色)をプラスしたものという感覚です。
中間色を補うことで、ビットマップフォント特有のギザギザを目立たなくします。

中間色の取り方には4階調、8階調、16階調などがありますが、
階調フォントを搭載する機器によって、美しく見える階調数が異なります。

例えば、LED表示器の場合には1ドットのサイズが比較的大きく輝度が高いため、階調色が多すぎない方が美しく見えることが多いです。
液晶画面に使われる場合は小さなドットで使われることが多く輝度が低いので、中間色を多く使用した方が滑らかで美しく見えると言う感じです。

カルチでは独自の生成技術や特徴で「多階調ビットマップフォントを生成する方法」として特許を取得し、ビットマップフォントを美しく見せることに力を入れています!
そのこだわりや、階調フォントの構成、フォーマットなどはアンチエイリアスフォントのことのページで詳しく紹介しています。
お時間ございましたら、こちらもご覧ください。

カルチスタッフ

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